お知らせ
ピグマリオンの教えない教育とは
2015年10月10日 更新
ピグマリオンでは、「教えない教育」を実践しています。
教えない教育とは、学ぶことを助ける教育です。子供が自ら学ぶ為の力を育てていきます。
子供は、本来、学ぼうとする強い意欲を持っています。
赤ちゃんが物を口に入れたがる、触りたがるというのもその始まりです。
人間は、そういった手の届くものをとりあえず認識しようとする行為から、
世界を広げ、やがては、未知の物まで想像しようとすることができるようになるわけです。
目に見える世界だけでなく、山や海の向こうが如何なっているか関心を持ったり、
昔のことに思いをはせたり、未来について考えたり、時空を超えて物事を考えられるのは、人間だけです。
生まれたばかりの赤ちゃんが、周りを知ろうとする本能に近い行動から、
様々な認識や経験をもとに、知恵を持って生き方を探ろうとする知性の成熟までは、とても長い時間がかかります。
しかし、その人としての知恵を働かそうとする能力の基礎は幼いうちに育まれます。
そのため、学ぼうとする子供の意欲を妨げてはならないのです。
また、学ばせるためには、学ぶための環境づくりが必要になってきます。
それは、物理的な環境もさることながら、何よりも落ち着いた平穏な幸福感に満ちた心の環境をつくってあげること。
精神的な安らぎをつくってあげることが必要です。
お母さん、お父さんが仲良く、子供に愛情を注ぎ、
子供もその両親の愛情を感じとっていることが最も大切だと言えます。
離婚騒動でざわつく夫婦の子供さんに心の安定はありません。
幼い子の子育ての最中には、少なくとも、そのような環境下には、陥ることのないようにしなければなりません。
なぜ、教えてはいけないのでしょうか。
「教える」こととは、自分が「教えてあげる」という、立場だと思うと、
どこか、上から下に見下ろすような視線になりがちです。
大人同士でもそうですから、相手が子供だとなおさらです。
「教えているのに、何で解ろうとしないの?」「なんで、覚えようとしないの?」と腹が立ってきます。
そうなると、教えられている子供にとっては、強要以外の何物でもありません。
強いて言えば、そこにいるだけで、拷問を受けているような気にすらなってくるはずです。
わずかにあった学びたいという好奇心も消え、本当は楽しいはずの学ぼうとする気は消えさり、
ひたすら、苦痛に耐えるしかなくなり、いずれは、勉強嫌いになってしまします。
ピグマリオンは、「教えない教育です」と言っても、
「本当に教えないの?」「多少は教えるでしょう。」とよく言われます。
なかなか言葉だけでは想像できないと思いますので、実際にご覧になって、お子様に体験させてあげてください。
ピグマリオン三宮教室では、随時体験授業を行っております。
お電話をいただきましたら、ご希望の日時に体験教室を実施させていただきます。
まずは、お気軽にお電話下さい。
TEL:090-8653-2196(中西)