スーパーピグマリオン神戸・三宮教室

教室長のつぶやき

教室長のつぶやき

教室長のつぶやき(2022.1月)

2022年1月9日 更新

 

【新年にあたり、理想の幼児教育を考える】

 

当教室は新年は1月6日から授業を開始致しました。
新年早々子供たちは元気に授業に取り組んでいます。
昨年・一昨年と、新型コロナウイルスの影響で授業以外の自然体験や季節ごとの楽しい行事は大半中止となりましたが、今年こそは実施出来ることを願っています。
スーパーピグマリオン神戸本部・三宮教室は、「0歳~8歳の時期に様々な神経回路が形成され、その時期に90%の神経系が成長する」と考えています。
思考力の土台は幼児期の正しい教育が何より大切であり、教室開始当初から豊富な教材と教具を使い大切な神経回路に刺激を与えて、多種多様な経験と工夫を凝らし、教室と講師陣が一体となって授業を進めてまいりました。
昨年10月に文部科学省から「全国学力・学習状況調査」の結果公表がありましたが、結果は第1回から今年までの13回連続で「秋田県」がトップの結果を出しています。
その要因は様々ありますが、教育の本質は不変であると私は考えます。
秋田県の学習教育を拝読し、改めて当教室の教育方針や推進している教育内容の正しさを再確認した次第です。
全国一位の「秋田県」の教育内容をダイヤモンド編集部がランキング形式でまとめた「全国学力・学習状況調査」の結果の詳細(要因)を参考に、幼児教育に必要だと思われる部分を中心に検討してみたいと思います。

 

《要因1》秋田県のスタンダード「探究型授業」(要約)
秋田県の子供たちは自ら考えを深め記述して答える設問に強く、難しい設問にあたってもひるまずに自分の力で答えを模索しようとしており、記述式設問での正解率が全国平均よりもかなり高く、無回答の低さもこの「探究型授業」に深くかかわっています。

 

《要因2》家庭学習の質の高さを保障する取り組み(要約)
秋田県の子供たちは家庭学習を充実させ、それを実際の取り組みとして実現しているのが「家庭学習ノート」です。
まず先生の助言を受けながら、自分で家庭学習の計画を立てる。その時、復習・予習の他自分で発展的に学習したいことも学習計画の中に盛り込む。その計画に基づき「家庭学習ノート」を使って学習を進めていく習慣が身についています。

 

《要因3》子供たちの前向きな学習姿勢(要約)
秋田県の子供たちは学習に対して大変前向きであり、国語・算数の勉強を大切だと考える子供たちが多く、探究型をスタンダードとする普通の授業のあり方が深く関係しています。
課題を自分たちで解決したり、その過程を自分たちの言葉で表現したりする中で学びの意義を実感するようになっていると考えられます。
そして、秋田の先生は子供たちをとにかくほめる。
これらは、子供たちが先生を強く信頼するということにもつながっており、そういう環境で育った子供たちも保護者も先生を強く信頼しています。
これらは、秋田の学力に大きく影響していると考えられます。
当教室は学校ではないのでこれら全ての良いところを取り入れることは出来ませんが、当教室では《要因1》の「探究型授業」は教室開始当初から行われていることであり、その他の参考となるところも以下のように授業に反映させています。

 

《要因1》では、難しい設問に当たっても、自ら考え自分の力で答えを模索しようとする力を養っています。
《要因2》では、マンツーマンの授業を実施して、保護者も一緒に授業を受けてもらい、講師の授業を参考に家庭学習を行ってもらっています。
《要因3》では、学習する楽しさを実感して、難問に当たってもくじけず前向きに取り組む姿を応援して、子供の良いところを褒め子供に自信をつけさせています。

 

当教室の講師は「教育は人なり」の考えに基づいて、常に子供たちの成長を願って授業に取り組んでいます。
当教室は、楽しく学び「思考」する力を育てていきます。
「何事も好奇心が大切・目先の成果を求めない」ノーベル物理学賞受賞「真鍋淑郎」さんの言葉ですが、スーパーピグマリオン神戸・三宮教室では目先の成果だけを求めず、じっくりと子供たちと向き合い、子供たちの好奇心を大切にしながら自ら考える力を身につけてもらえるよう2022年も講師と共に授業を進めてまいりたいと思っております


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