スーパーピグマリオン神戸・三宮教室

教室長のつぶやき

教室長のつぶやき

教室長のつぶやき(2023.3月)

2023年3月17日 更新

長い間続いた新型コロナウイルスも少しは落ち着いてきたようです。
春の日差しが眩しい3月16日、由緒ある西宮の廣田神社の例会に出席し、当教室の子供たちの健やかな成長をお願いしてきました。
前回、何事も苦手の克服よりも興味のある分野や得意分野を伸ばすほうが大切だと書きましたが、ちょうど週刊現代(講談社)の記事に、超一流を育てた両親たちの子育てについての記事が目についたので、要点を選んで紹介し、子育てについて何が大切なのか考えてみたいと思います。
野球の大谷翔平・将棋の藤井聡太・フィギュアスケートの羽生結弦・テニスの錦織圭等、超一流の人材を育てた親御さんたちの子育てについて「いくつかの共通点」があるという内容の記事です。

 

1. 好きなことを妨げない

親は子供たちのやりたいという意識を重んじ、藤井聡太の家庭では息子が何かに集中している時はとめないように心がけていた。
普通はご飯の時間やお風呂の時間等、親の生活のリズムにあわせて中断させるような言葉をかけてしまうところですが、藤井聡太の両親は本人の中で区切りがつくまで声を掛けなかった。
将棋と出会ったのは5歳の時で、寝食を惜しんで熱中していたそうです。
中学生になると、熱中した科目は英語や数学などの主要科目ではなく地理で、山や川の名前ばかりを熱心に覚えていたそうです。
ご両親は英語や数学を勉強しなさい!とは言わず、子供の「好きなことを妨げない」という姿勢を貫き、それが将棋に対する並外れた探求心と集中力を養うことにつながっています。

 

2. 期待をし過ぎない

世間が正しいとする常識的な育て方であっても、それが自分の子供に適しているかどうかを冷静に見極め、合わないと思うことは取り入れない。
五輪の体操選手「内村航平」は子供の頃から大変な偏食家で、親も心配になるほどの食生活だったが、母・周子さんは息子の好き嫌いに干渉しなかったそうです。
本人も好きな時に好きなものを食べることで、気持ちが乗って練習に集中できたそうですが、親としてこれは大変勇気のいることだと思います。
もう一つ印象的なのは、「子供に期待をかけ過ぎない」ということです。
子供がやめたいと言い出したら反対しないということも超一流を育てた親御さんたちの大きな特徴のようです。
テニスの錦織圭選手は幼少時代、水泳・ピアノ・サッカー・テニス・野球と本人がやりたいというスポーツは何でもやらせたが、大体は長続きしなかったそうで、唯一熱心に取り組み続けたのがテニスだったとのことです。
フィギュアスケートの羽生結弦選手のご両親は優しく謙虚で、マスコミの取材も一切受け付けず、頑張っているのは本人であり自分たちは表舞台には出ないという姿勢を貫かれています。
羽生選手は誰かに勝つとか倒すとかいう言葉は一切口にせず、全ては自分自身との闘いで、他人を意識せず自分の能力を向上させることに集中する姿勢を貫いています。

 

3. 子育ては楽しかった

超一流を育てた親御さんは、皆一様に「子育ては楽しかった!」と語っているそうです。
子供に自分の理想を押し付けないで、子供の成長を一緒に楽しむことこそ大切だということです。

 

以上ですが、今後の子育ての参考になると思いますし、今後の教室の授業にも参考になることを取り入れて理想の幼児教育を目指します。
共に子育てを楽しみましょう!


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