教室長のつぶやき
教室長のつぶやき⑥
2016年1月8日 更新
あけまして、おめでとうございます。
今年のお正月が穏やかなお天気で、平穏な日本の幕開けを告げているようでした。
しかし、日本の教育の現状を鑑みると、そう安閑とはしていられないのでは、ないでしょうか?
先進国で学校教育にかける予算を比較してみると、下記のようになっており、教育が大事だと、いつも皆さんがおっしゃっているにもかかわらず、世界で比べると下位に位置しています。
そうしたなか、2020年からは、大学入試テストを従来の知識の量を問う方式から、思考力、判断力、表現力を評価する方式に変えることが正式に決定しました。これは、記憶力を問うのではなく、思考力を問うことになるわけです。
思考力の育成は、下記のスキャモンの成長曲線図からでも、解るように脳神経が最も急激に発達する幼児期が最も効果的な時期といわれています。
このことから分かるように、幼児期にかける教育経費は、青年期にかける教育経費の3倍もの教育効果があることが、アメリカの経済学者の研究で判明しています。
昨年、神戸市長さんも「教育子育て日本一のまち」を目指すと施政方針を打ち出されました。
こうしたなか、このような現実を踏まえ、政府も神戸市ももっと幼児期の教育に予算を割いていただければ、もっと効果的に日本の教育成果の出るものと考えています。
三宮教室では、長年教育に携わった経験と世界中から集めた幼児教育の教材を基に系統的に創り上げられたピグマリオンメソッドを活用し、多くの育児経験を積んだ指導者が保護者と共に優れた子供たちの育成に全力で取り組んでいます。
幼児期だから出来る思考力育成のゴールを目指して!