教室長のつぶやき
教室長のつぶやき④
2015年11月28日 更新
前回は、幼児期の大切さについてお話をしましたが、といっても、長年の経験からお母さんが子供に熱くなりすぎるのも問題です。
幼児期に親の独断で通わせて失敗する例が多いのも事実です。
たとえば、ピアノのレッスンでも、音楽自体に馴染ませてから子供が興味を持った時に
また、興味を持たすよう誘導した時に習わすならいいのですが、人から聞いたとか、隣の子が通っているからとか、人と比べて負けないように習わせようとすると、「あの子はできているのになぜあんたはできないの?」の言葉が出たり、態度がそうであった場合、すぐに子供は感知して、ピアノのレッスンが嫌になってしまいます。
このときの母親の態度は、子供にとって神の声です。
すぐに、態度に表れます。そして、
幼児期にピアノで嫌な思いをしたこのような子供は、大きくなっても、音楽自体を受け付けなくなります。
ですから、この時期の母親の反応は、何度も言いますが、重要です。子供に否定的な態度や言動は禁止です。できたら褒めてあげる、出来なくてもやったことに対する励ましの言葉をかけてあげる。子供が自信をつけるように誘導してあげてください。
ゆっくりと焦らず、応援することです。楽しんで学んで続けていると、いつの間にみるみる成果が表れます。