教室長のつぶやき
教室長のつぶやき⑲
2018年3月27日 更新
当教室の生徒たちは皆、探究心が強く個性豊かで頑固で且つ負けず嫌いです。
私はこのような子供たちの個性が「教えずに学ばせる」
ピグマリオン学育の基本として大変重要な事だと思っており、
手強い子供たちではありますが、心強くもあり、この子供たちの将来に期待を寄せています。
また、当教室の保護者の皆様は三宮教室の指導方針を理解していただき、
子供たちと共に授業を受け、余裕を持って子供たちを温かく見守り、
子供たちに安心と勇気を与えてくれています。
特に、幼児教育には素晴らしい教材も必要ですが、教材だけでは意味がありません。
最も重要なのはその教材を基に直接子供たちを導く講師の先生だと思っています。
当教室は、豊かな経験と幼児教育に対する情熱を持った講師に恵まれ、
毎回充実した授業が行われており、子供の成長に大きく寄与してくれています。
多くの人達(大学教授や教育専門家)が幼児教育の重要性として
「9才頃までに様々な神経回路が形成されてゆく」と語っていますが、
本当の幼児教育のあり方については的確な答えが出せない《10人いれば10人違う》のが現状です。
私個人の考えですが、教育「特に幼児教育」には、即効性があり万病に効く妙薬はあり得ないと思っています。
何よりも大切なことは、子供の良い所を褒めること。
「世界中で貴方が一番素敵だよ!」と深い愛情を持って毎日接していると、
自然と子供の良い所や得意な所が見えてきます。
良い所や得意な所が見えてきたら、子供の力を信じ温かく見守り応援する事が重要です。
特に気を付けなくてはいけないことは、保護者が早急な成果を求めるあまり
子供がやる気と自信を失い、延いては保護者や大人に対する不信を抱かせる結果となり、
第2反抗期を迎える頃には不登校や荒れる(家庭内暴力等)子供たちを
私は教員時代に多く見てきました。
慌てず根気よく子供の力を信じて、大切な幼児期を親子で楽しみ、
希望と余裕を持って子育てをして下さい。
当教室は、毎回の授業は最も大切ですが、幼児期に多種多様な経験をすることが重要と考え、
季節ごとに自然体験(親子で参加)を実施しているのもその為なのです。