保護者レポート
保護者レポート②<年少K君>
2015年12月10日 更新
今月も、三宮教室に入会なさったKさんが、子供さんの成長の様子、授業の様子などを寄稿されましたので、掲載いたします。
息子は人見知りが強く、4月から通い始めた幼稚園でもまだ先生に挨拶もできず母親の後ろに無言で隠れています。
ですから、予想はしていましたが、今は当然教室でも挨拶はもちろんせず、横に私が座って先生との会話を仲介しているような状態です。(家ではず~っとしゃべっています)
10月の体験教室でこそ色々なゲーム等を体験し「楽しかった!」と通いたいと言っていましたが、今月の2回目に言った後からは「行きたくない」と言い始めました。
先生への人見知りや場見知りもあり、息子にはそれがストレスだったようでした。
自宅でもホームワークのプリントや最初は楽しいと言っていたマグプレートも「やりたくない」の一点張りで、最初の2週は全くしないまま過ぎてしまいました。
私としては、このまま止めたいと言い出さないか冷や冷やしたり、ホームワークをしなくても学習できているのか不安な2週間でした。
その間、教室長や先生にたくさん相談させていただき、『子供が気が向いていないときにはさせない方が良い』という先生のアドバイをいただいたり、カリキュラムの内容も息子の性格に合わせたやり方に変更していただいたりしました。
具体的には次のようなことです。
・ところどころにゲームのような教材をする。
・歌は聴いているだけで良い。
・しゃべらなくても良いようにカードや札を使って先生に伝える。
その他にも、細かいところは今は指摘しない(鉛筆の持ち方もぐちゃぐちゃです。)、
気が向かない教材のときは教材を変えるなどマンツーマンならではのご指導で相変わらずしゃべりはしないものの、3週目からは教室が終わった後は「もっと居たかった」という言葉を聞けるほどになりました。
自由にさせていただけることが息子には良かったようです。
椅子の下に潜ったりチューリップの塗り絵に勝手に球根の絵を描いたり集中しだすと止まらなかったりと自由すぎる息子ですが(^^;)
緊張がいつまでもとけない性格からすると大進歩です。
私も、先生から『男の子は自由にしてなんぼですよ。』と言っていただき、不安が払拭でき救われた気分でした。
『親から見るとわけがわからないことをしていても、子供が集中していることを止めずに見守れば、後からその集中力は役立ちますよ。』という言葉も集中しすぎることがある息子への自信になりました。
それからは自宅でも、少し好きなゲーム(トランプの神経衰弱が好きです。
毎回、接戦をして勝たせるので笑)などをしてから気が向くホームワークをするという方法にすると「嫌」の一点張りだったマグプレートや天地パズルを週に1、2回ですが、するようになりました!いきなりプリント教材をするより、勉強に気が向く一工夫が必要だったようです。
まずは、勉強を好きになる糸口を見つけたような気がしています。
次回も好きなすごろくから始まるということなので「ピグマリオン、行こう!」と言ってくれるかな…?と期待しています。