スーパーピグマリオン神戸・三宮教室

講師のつぶやき

講師のつぶやき

講師のつぶやき(2023.8月)

2023年8月7日 更新

8月に入り子どもたちは夏休み真っ盛り。
今年は日本全国で猛暑日が続いていますね。
お出かけの予定もいろいろとあると思います。日々体調に気をつけてお過ごしください。
今年は涼しいおうちの中で、読書をしたり、工作をしたり、実験をしたりといった時間を長く取るのもいいですね。

 

【ピグマリオン上級グレード その2】
さて4月の講師のつぶやきで、上級グレードの内容を実際の生徒さんのプリントを見ながら  点描写→思考力→数量
といったレッスンの流れでご紹介しました。
今回はさらに《思考力プリント》の中から図形プリントをご紹介したいと思います。
ピグマリオンの学習はプリント学習が中心となります。

 

前回と同じく、ピグマリオン三宮教室に3歳から通って年長さんで上級グレードを卒業したKくんの学習プリントをご紹介したいと思います。

 

まずは立体のプリントです。

 

〈立体認知 面〉

 

立方体の展開図があり、⚫️の場所に⇧方向を向いて立った時、
他の五面のどこが前、後、左、右、上にくるかを考える問題です。

 

最初は立方体の教具で展開図を作り⚫️にお人形を立たせて、生徒さんがそこに立っていることを想像してもらいます。

 

そのあと教具を平面から起こして立方体にして、どの面がお人形の前なのか後ろなのか、左なのか右なのか、上なのかを見て考えます。
レッスンを重ねると、プリントを見ただけで展開図が起き上がって立方体を作るイメージが出来るようになります。

 

Kくんもプリントを見ただけで面の位置が分かります。
Kくんの頭の中で様々な形の展開図が立方体に組み立てられます。立体が動く能力、素晴らしいですね!

 

そしてこのように立方体が頭の中で組み立てられるようになると
展開図を見て立方体の頂点や辺の位置が分かるようになり、
さらに複雑な立方体の思考力問題のレッスンとなっていきます。

 

〈サイコロころころ〉

 

サイコロを転がす問題はとても頭を使いますね。得意不得意も現れやすい問題ですがじっくり考えてみましょう。
中学入試でもよく見る問題です。

 

初めて解くときはサイコロを使って実際に転がしてみます。
サイコロを転がしながらどの目が次に来るかを予想してもらいながら進みます。

 

Kくんはサイコロを転がして下に着いた面の数を一つずつ考えながら進んでいきます。

 

サイコロの向かい合う面は足すと7になりますから、
①の問題のように斜線のゴールに着いた下の面の目が4だと、答えになる上の面は3になります。

 

Kくんは最初の頃はサイコロを転がしながら考えていましたが、数ヶ月後には頭の中で出る目を考えてどんどん書いていき、あっという間に解答できるようになりました。
解くスピードがとても早くて講師の私はついていけなくなりました。
Kくんすごいね!

 

サイコロころころの問題は、生徒さんによって得意なやり方があり、いくつかの解法があります。
生徒さんがどのような思考で解いていくのか見極めながらレッスンを進める、そこもまた講師として楽しいところです。

 

〈タイル〉

 

 

さて次は面積の学習につながるタイルのプリントです。

 

黒タイルの広さが四角の何マス分になるかを考える問題です。
最初は4マスの半分なら2枚、
といったようにマスの半分の図形から考えていきます。

 

このプリントの問題1の③④は黒タイルをいくつかの三角に分けて考えると半分の考え方で解けますが、①②は黒タイルを半分の考え方にうまく分割できないので、黒タイルから何枚分か解くことが出来ません。

 

この場合は全体のマスから白い部分を引いて黒タイルの広さを求める必要があります。
レッスンを重ねるとどうやって考えるかひらめくようになります。

 

Kくんは頭の中で白い部分の広さを考え、全体から白い部分を引くのも暗算で解答しています。
全問正解です!

 

今回は3種類の思考力プリントの学習をご紹介しました。
思考力プリントはひらめくと楽しいですよね。楽しみながら思考力を伸ばしましょう。

 

ピグマリオン三宮教室のレッスンでは思考力学習の後に数量の学習があります。
今後その学習もご紹介しようと思います。

 

スーパーピグマリオン三宮教室は、「子供一人一人の個性を大切に、子供の能力を最大限に伸ばす 講師1対生徒1の【完全マンツーマン】方式」です。


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